静岡県 薩埵峠(さった とうげ)
鉄道幹線と新旧国道が併走する駿河湾の要衝地
東海道由比宿と興津宿の間に位置する薩埵峠(さった とうげ)は、その昔、急峻な地形から東海道三大難所として語られる道中の難所でした。
峠から望む富士山と駿河湾は、浮世絵師 歌川広重の東海道五十三次にも描かれた絶景であり、現在も日本の大動脈である東名高速道路、国道1号線、東海道本線が併走する交通と物流の要衝となっています。
【画像提供:林直樹氏】
追伸:
江戸時代末期の浮世絵師、歌川広重の描いた‘東海道五十三次’は、今日大きく様相を変え、往時の面影は少ない。その中で、この薩埵峠は、当時の構図がなお現存している数少ない場所と言われている。
海岸線と崖に囲まれたこの狭小地が、東海道の要衝路となり、霊峰富士が変わらず見守っていることに感慨深いものがある。
【参考web: JAPAN WEB MAGAJINE】
http://japan-web-magazine.com/japanese/shizuoka/yui.html
【参考HP:静岡市観光ガイド「薩た峠」】
http://www.surugawan.net/guide/50.html
#土木のクロニクル
投稿日時 2016-09-21 17:28:00
投稿:吉川弘道