タウシュベツ橋梁:北海道上士幌町
タウシュベツ川橋梁は、北海道上士幌町(かみしほろちょう)の糠平湖に現存するコンクリート製アーチ橋。旧国鉄(旧日本国有鉄道)の士幌線に建設された橋梁群のうちの一部。
【画像提供:林直樹氏】【2015年8月24日, 橋梁の北側から撮影】
【かみしほろ観光情報 2015アーチ橋ツアー】https://www.kamishihoro.jp/entry/00002281
市街地から糠平、十勝三股の山岳森林地帯を南北に貫く国道273号に並行して所々に見かける、かつての国鉄士幌線で使われたコンクリート造りのアーチ橋。まるで古代ローマ時代の水道橋を思わせる高架橋は、鉄道橋としての活躍の時代を終え、今は東大雪の開拓の歴史を伝える近代産業遺産として、その姿を見せています。なかでもタウシュベツ川に架かるタウシュベツ川橋梁(通称めがね橋)は糠平湖の水かさが増える6月頃から湖面に沈み始め、8月頃には湖底に沈みます。水かさが減る1月頃から凍結した湖面に再び姿を現すため、幻の橋といわれています。
☆★フォーラムエイトUP & Coming2021年4月号(デジタル版)
『土木が好きになる27の物語』にて掲載されました。
Episode16 “過酷な自然に対峙するタウシュベツ川橋梁”
- 神々しくそそり立つ11連の連続アーチ橋 -
https://www.forum8.co.jp/topic/uc133/viewer/?fbclid=IwAR19F_-Ygay0STjeX2gp8eh89oaHKO-sFIhanxf_k0A8MU-XKiQ6ss55IJ8#page/12
#みんなで楽しもうインフラツーリズム
投稿日時 2019-04-02 13:11:00
投稿:林直樹