巨大な岩が鎮座する湖畔の先、そこには発電所のある特徴的なダムがあった。

徳島県那賀郡那賀町にある川口ダムは1960年竣工・堤高30mの利水ダムであり、那賀川の上流にある日野谷発電所で発電した水の逆調整を行い、ダム下流の水位変動を緩和するとともに川口発電所で発電を行っている。

湖畔では春に桜が咲き、秋は紅葉を楽しむことができるため、花見のスポットとしても楽しむことが可能だ。また、平成22年度からは施設見学が可能となるとともに、ダムカードが配布されるなど、観光地/行楽地としての魅力も倍加している。
【画像提供：安部 塁氏】

【ダム便覧】http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=2126