世界最長の吊り橋 明石海峡大橋
-神戸淡路鳴門自動車道-

 吊り橋は、 ケーブルやロープなど高引張強度の部材により、桁や床版を吊り下げた橋を呼ぶ。英語名Suspension Bridgeから由来している。
 近代の吊橋は、両岸にアンカレイジとなる橋台を設け、その間に2本の主塔を設置。これら橋台と主塔の間にケーブルを張渡し、ハンガーケーブルにより通行路となる橋桁(補剛桁)を吊り下げている。

 掲載画像は、現在、世界最長となる明石海峡大橋で、主たる構造概要は以下のとおりである:
・構造形式:3径間2ヒンジ補剛トラス吊り橋
・構造寸法:橋長:3,911m、中央支間長:1,991m
・主 塔:高さ298m 重量約2,500トン
・橋 桁:形式/補剛トラス,断面寸法/幅35.5m×高さ14m

下記Web画面より、明石海峡大橋の全体を俯瞰することができます(パソコンでのみ閲覧できます)。
 【Zoon in DoBoKu】http://www.srm-bcp.com/zoomin/zoomin03.html

投稿日時 2015-05-24 11:18:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)