砂浜を侵食から守る岩盤型潜水突堤の一部を3Dプリンターで製作【大林組 技術研究所】

☆砂浜を侵食から守る岩盤型潜水突堤の一部を3Dプリンターで製作【大林組 技術研究所】
・国内初、3Dプリンターで製作したプレキャスト部材を大型構造物で適用
砂浜を侵食から守る岩盤型潜水突堤の一部を3Dプリンターで製作しました
・本工事において設置する潜水突堤は、幅約16m、長さ約42m、高さ約3~7mの大型構造物であり、その先端摺付部は3次元的に滑らかに変化する形状です。
・先端摺付部は、既存の工法では多数のPCaパネルを必要とし、最大35.5tの超重量物となるため、施工の安全性や品質管理の面で課題がありました。
・そこで、建設用3Dプリンターを用いて外殻をつくり、大林組が開発したスリムクリートを内部に充填する独自の工法によりPCaブロックを製作することで、施工の安全性と施工品質が向上しました。加えて、搬入や荷下ろし、組み立て作業の簡素化により、工期短縮と省人化も実現します。

【大林組HPより引用】
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20230830_1.html

投稿日時 2024-10-21 18:21:42

投稿:石関嘉一(大林組 技術研究所 )