鋼の恐竜と呼ばれる鉄道橋「フォース橋」(英国)

☆鋼の恐竜と呼ばれる鉄道橋「フォース橋」(英国)
 世界遺産フォース橋はエディンバラ近郊のフォース湾にかかる橋で、完成は1890年です。材料には51000トンもの鋼鉄と、800万個ものリベット(接続部品)が使用されました。また、菱形のカンチレバー(片持ち梁)とカンチレバー同士の間のガーダー橋、そして岸からから橋本体への取り付け部分の3つのパートで構成された頑健な構造により、完成から100年以上が経過した今でも列車を安全に運ぶ橋として現役で活躍しています。

 フォース橋の全長は2530m、支柱の距離は521mで、1919年にカナダのケベック橋が完成するまで世界一のカンチレバー橋でした。2015年の世界遺産登録以前から有名でしたが、橋を渡る列車に乗るために多くの観光客が訪れる場所となっています。

 2014年9月、英国の橋梁を訪ね歩き、撮影した時のベストショット画像です。

【引用・参考資料:skyticket】
https://skyticket.jp/guide/95662?page_number=1#articleHead_1

投稿日時 2021-11-28 21:14:00

投稿:齊藤準平(日本大学 交通システム工学)