碓氷第三橋梁:現地を見学して説明版を読み解きました(群馬県安中市)
【写真上:説明版の記事を、横書きにて再記しました】
旧信越本線の碓氷第三アーチ
1. 建設:明治25年12月竣工
2. 設計者:イギリス人 パゥネル技師・日本人 古川晴一技師
3. 構造:煉瓦造 アーチ橋(径間数4、長さ87.7m)
4. 建設してからのあゆみ
碓氷の峻険をこえるため、「ドイツ」の「ハルツ山鉄道」のアプト式を採用して、横川、軽井沢間が明治24年から26年にかけて建設されました。その、こう配は66.7/1000(66.7パーミル)という国鉄最急こう配です。これを昭和38年9月、速度改良のため新線の完成と同時に使用廃止となりました。このアーチ橋は廃止になった構造物の中では最大のものです。すぐれた技術と芸術的な美しさは今なおその威容を残しております。ここに往時を偲ぶ記念物として、その業績を長くたたえたいものです。
昭和45年1月1日
高崎鉄道管理局
松井田町教育委員会
【写真下:現地スナップ4枚をコラージュしました】
右上:碓氷第三橋梁橋梁の橋面より5号トンネル坑口撮影
右下:駐車場にあった地図
左上:5号トンネル内より第三橋梁に向かって撮影。トンネルの煉瓦ライニングが苔生してアートです
左下:第三橋梁を刻18号より撮影(お馴染みの撮影スポット)。
【投稿者:2021年8月27日撮影】
【JBpress:126年の想いが刻まれた7つのトンネルとレンガ】
明治と昭和の人々が苦闘した歴史を実感する廃線ウォーク体験
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57914
【探検ウォーク:碓氷峠 廃線ウォーク 国道18号(旧道)&旧線編】
https://soloppo.com/usuihosoku2/
投稿日時 2021-08-30 19:46:00
投稿:吉川弘道【2021年8月27日撮影】