碓氷第三橋梁(群馬県安中市):現地の説明版を読み解きました

【写真上の現地説明版の記述を、横書きにて再記しました】
国指定重要文化財 碓氷峠鉄道施設
碓氷第三橋梁(めがね橋)
平成5年8月17日 指定
 高崎~横川間は明治18年(1885年)10月、軽井沢~直江津間は、21年にそれぞれ開業しましたが、碓氷線と呼ばれた横川~軽井沢間は、碓氷峠が急勾配なため、路線決定に紆余曲折し、明治26年(1893年)4月開業となり、高崎~直江津間の全線が開業しました。横川~軽井沢間の11.2kmは、66.7/1,000という最急勾配なため、ドイツの山岳鉄道で実用化されていた、アブト(=アプト)式が採用され、昭和38年まで走り続けました。
 この碓氷線には、当時の土木技術の粋を集めて、26のトンネルと18の橋梁が造られましたが、なかでもこの碓氷第三橋梁は200万個以上のレンガを使用した、国内でも最大のレンガ造アーチ橋です。
文化庁
安中市教育委員会

【写真下:現地スナップ3枚をコラージュしました】
上段:碓氷第三橋梁を国道18号より撮影(お馴染みの撮影スポット)。
下右:第三橋梁の橋上側壁に”アプトのラックレール”らしきもの発見
下中:6号トンネルの坑口。
下左(現地案内板):(右方向)横川駅4.8km70分、碓氷湖1.0km15分、(左方向)熊ノ平駅1.3km25分、

【安中市観光スポット:碓氷第三橋梁(めがね橋)】
☆雄大な4連アーチ https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/megane.html
☆めがね橋からアプトの道への行き方 https://www.city.annaka.lg.jp/kanko_spot/megane_aputo.html
【探検ウォーク:「鉄」でなくても魅了される!碓氷峠の廃線ウォーク】
https://soloppo.com/191012-01/

投稿日時 2021-08-30 19:11:00

投稿:吉川弘道【2021年8月27日撮影】