常磐線の江戸川橋梁は、高さ2m防風柵の設置により横風に強くなった

 常磐線の江戸川橋梁は、1970年に完成した鉄道用橋梁で、上り線の橋長は419.4m、下り線は416.2mの下路鋼構桁(トラス橋)です。
 橋梁部は強風の影響を受けやすいことから、車両に当たる風の力を低減させるため、銅板やFRP材(強化プラスチック)でできた高さおよそ2mの防風柵を設置し、常磐線において運転中止はほぼ解消し、速度規制も7割減したそうです。

〇左岸:千葉県松戸市上矢切字沼渕
〇右岸: 東京都葛飾区金町四丁目
〇江戸川橋梁(上り線・下り線)の構造等
 幅員:11.6m、基礎構造:RC杭、桁構造型式:下路鋼構桁造
【写真】
 写真1:江戸川橋梁上り線(トラス下部に防風柵を設置)
 写真2:江戸川橋梁の橋脚(2019年9月23日投稿者が撮影)
#ぶらりインフラ探訪記

投稿日時 2019-09-23 16:50:00

投稿:佐藤祐明