東武伊勢崎線の荒川放水路橋梁は双子橋

〇荒川放水路橋梁(上り線)全長 L=433.5m
 63.180m×4連 スルートラス S48.5 東京鐵骨橋梁製作所
 60.780m×1連 スルートラス S48.5 東京鐵骨橋梁製作所
 60.000m×2連 スルートラス S48.5 横河橋梁製作所

〇荒川放水路橋梁(下り線)全長 L=433.5m
 63.180m×3連 スルートラス T11.5 石川島造船所
 63.180m×1連 スルートラス S49.7 東京鐵骨橋梁製作所
 60.780m×1連 スルートラス S49.7 東京鐵骨橋梁製作所
 60.000m×2連 スルートラス S49.7 横河橋梁製作所
【資料提供】:東武鉄道株式会社
【備  考】
・トラスの下弦側を軌道等に使う場合の下路式トラスをスルートラスという。
・トラスの上弦側を軌道等に使う場合の上路式トラスをデッキトラスという。
【写真】東武伊勢崎線 荒川放水路橋梁(2019年5月2日投稿者が撮影)
 荒川放水路橋梁(下り線)は、当初、大正11年に3連部が架設され、荒川放水路の改修に伴い、昭和49年に追加架設されたと推察される。また、荒川放水路橋梁(上り線)は、昭和48年に東武伊勢崎線の複々線化のため、架設されたと推察される。
 トラス橋を電車が通過する際の轟音は、荒川の風物詩となっている。
#ぶらりインフラ探訪記

投稿日時 2019-05-28 10:13:00

投稿:佐藤祐明