★下から見上げる橋梁探訪:神田川橋梁(JR総武本線)-秋葉原から眺める歴史的鉄道橋-
★下から見上げる橋梁探訪No.1:JR総武本線 神田川橋梁(東京都千代田区)
本橋は,JR総武本線の御茶ノ水駅- 秋葉原駅間で,御茶ノ水駅側から27度30分の鋭角をもって神田川をまたぐ橋長56.0mの2径間上路式プレートガーダー橋(下り:31.88m+23.70m,上り:21.29m+31.89m)で,長支間側の桁は桁端で桁高が絞られた舟底形状をしている。
橋脚には,これもまた神田川をまたぐ巨大な鋼八の字形ラーメンが設けられている点が特徴的である。開通は1932年(昭和7年)で,設計は鉄道省による。
写真は神田川に架かる昌平橋からのもので,御茶ノ水駅方面(写真奥側)には聖橋(鉄骨コンクリートアーチ橋)や営団地下鉄・丸ノ内線の鉄道橋(下路単純ボックスガーダー)も望め,手前側にある松住町架道橋と並んで神田川と調和した独特な風景を形成している。
【参考WEbサイト:歴史的鋼橋収覧*土木学会鋼構造委員会歴史的鋼橋調査小委員会】
http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/G4-010.htm
投稿日時 2018-05-06 13:43:00
投稿:山浦明洋