大岡川は、横浜市内でも最も豊富な自然が残されている円海山一帯の緑の拠点に端を発し、河口部は、関内・関外地区と呼ばれ、神奈川県庁や横浜市役所などの行政機関や、ランドマークタワーをはじめとするオフィスビルなどが多数立地しています。
県では、治水や利水の安全を確保するとともに、地域のみなさんと一体となって河川や周辺地域の環境づくりを行い、地域のニーズにあった河川環境の再生を行うため、平成12年に「大岡川河川再生計画」を策定しました。
この計画に基づき、大岡川夢ロード(平成16年3月完成)や大岡川桜桟橋(平成19年3月完成)、また最近は、日ノ出桟橋(平成27年3月完成)といった親水施設を整備し、これらの施設やその周辺では、桜まつりや運河パレード、テレビドラマの撮影など、多くの県民に親しまれています。
近年では、シーカヤックやSUP( スタンド・アップ・パドルボード) などの利用者も増え、地域の活性化やにぎわいの創出にも貢献しています。