コンクリート製ししおどし
(+αのコンクリートの模索)

+αのコンクリートの模索:
「+αのアートコンクリート」と称して、コンクリー トに様々な他の要素を組み入れたコンクリートコラボ作品です。

☆写真1:
 先ずは、αとして音を入れ、「+音」という要素を組み込んだ作品で、コンクリート製の「ししおどし(鹿威し)」製作を試みました。
 流す水を集めるところから工夫を凝らし、上部の球体はポーラスコンクリートを使用しています。特に、ポーラスコンクリートを通じて集められた水が流れる仕組みになっています。音を奏でる部分には竹を利用しています。本来のししおどしは乾いたような高い音でカーンと鳴りますが、コンクリートにぶつかった竹は少し鈍く低い音がしました。

☆写真2:
 次は、αとして光を取入れました。これは「+光のコンクリート」。球体のポーラスコンクリートの内部に電球を配置した灯篭をイメージした照明器具。

【特別企画:デザイナーズコンクリート倶楽部】
https://www.doboku-watching.com/cmsS.php?Kiji_List21

投稿日時 2020-04-13 21:36:00

投稿:栗原研究室(当時 武蔵工業大学, 現 東京都市大学 )