永代橋(ドイツ ライン川のルーデンドルフ鉄道橋をモデルにしている橋)

永代橋(えいたいばし):東京都中央区新川と江東区佐賀の隅田川に架かる鋼橋。

関東大震災(大正12年*1923年)の後、帝都復興の先駆けとなった隅田川の鋼橋群(燃えない橋造り)の中でも、この永代橋は、清澄橋(きよすみばし)と並んで横綱格ではないでしょうか。竣工後90余年の歳月が過ぎた現在、斬新な青いライトアップが施され、新たな威容を誇っている。

2000年(平成12年)に清洲橋と共に土木学会の「第一回土木学会選奨土木遺産」に選定されました。
2007年(平成19年)6月18日、都道府県の道路橋として初めて、勝鬨橋・清洲橋と共に永代橋が国の重要文化財(建造物)に指定された歴史的な橋です。

・構造形式/中央径間: スチールアーチ橋
・構造形式/両側: 鋼桁橋

・工法 ニューマチックケーソン工法
・橋長 184.7m
・幅員 25.0m
・着工 1923年(大正13年)12月
・竣工 1926年(大正15年)12月20日
#震災復興

投稿日時 2017-05-07 14:24:00

投稿:依田正広(橋梁写真家)