現存する最古の道路開閉橋 長浜大橋
(愛媛県大洲市)
四国 愛媛県大洲市肱川(ひじかわ)の河口に鎮座する長浜大橋は、中央部の18mが開閉する跳ね橋として良く知られている。JCCAの土木遺産HPによれば、「開閉の際は、7.5馬力の電気モーター2基のうち、1基を使用するバスキュール式(跳開式)鐵鋼開閉橋である」と説明されている。
往時は、木材運搬船通過のための開閉であったが、現在では点検と観光目的に開閉されているが、現存する最古の道路開閉橋と言われている。橋梁全体は、朱色に塗られているため‘赤橋’とも呼ばれ、また夏季には夜間にライトアップされる。
70年の幾星霜を経て、地元のランドマークとなり、現在では観光客の人気スポットであり、インフラツーリズムを体現している。
長浜大橋は、近代化産業遺産(経済産業省)、重要文化財の指定を受けている。
【JCCA日本の土木遺産:長浜大橋】
http://www.jcca.or.jp/dobokuisan/japan/shikoku/nagahama.html
【画像出典】画像1:フォトライブライリー、画像2:PIXTA
#土木の原風景
投稿日時 2018-09-16 22:08:00
投稿:吉川研究室(東京都市大学)