大型クレーンによるランプ桁の夜間架設 -首都高横浜環状北線港北JCT-

 首都高速道路横浜環状北線港北JCT(ジャンクション)の新設に伴うBランプ橋の架設工事が、2月28日深夜~翌3月1日の未明にかけて行われた(このため、第三京浜道路を午後11時~翌朝5時まで通行止めした)。
 港北JCTBランプ橋は橋長66.5㍍、幅員6.0~8.9㍍の鋼4径間連続鋼床版箱桁橋で、鋼重は約250㌧。第三京浜道路の上に架設するためベントは1個所を除いて建てることはできない。そのため、長い桁長を一夜間で架設する必要があり、国内で3台しかない1,250㌧クローラークレーンが採用された。
 同クレーンのメインブームの長さは96㍍あり、これにより250㌧の鋼桁の大部分を占める大ブロック(橋長60㍍強)を地組ヤードから吊り上げ、桁を反時計回りに旋回させ、一方をラケット式橋脚の枠内の所定位置に、一方をもう片方の橋脚の手前に設けているベントに据えた。
【引用:道路構造物ジャーナルNET 業界ニュース詳細】https://www.kozobutsu-hozen-journal.net/news/detail.php?id=59&page=1
【提供:道路構造物ジャーナルNET】http://www.kozobutsu-hozen-journal.net/

投稿日時 2015-11-04 14:21:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)