国内では、20世紀最後の大プロジェクトといわれた東京湾アクアライン（全長15.1km）が、1997年に開通しました。この道路の川崎～海ほたる間9.6ｋｍは、世界最大級の海底シールドトンネルであり、川崎重工の超大口径シールド（マシン外径14.14m、本体機長13.5m）3基が活躍しました。

超大口径、高水圧（5気圧）、長距離掘進に対応し、地中接合用設備や高精度のセグメント自動組立装置を搭載したシールドは、最先端技術とノウハウが結集されており、日本のシールド技術の集大成であるとの評価を得ました。

【写真提供：川崎重工 広報部】
【川崎重工㈱ プラント・環境カンパニーHP】
https://www.khi.co.jp/corporate/division/energy_system_and_plant_engineering/
【川崎重工㈱ 泥水式シールド】
https://www.khi.co.jp/industrial_equipment/construction/hydraulic.html