☆★☆スカイブルーの長大トラス橋「生月大橋」☆★☆

 生月大橋(いきつきおおはし)は、長崎県平戸市の平戸島と生月島の間の辰の瀬戸に架かる橋で、1991年(平成3年)7月31日に開通した。この橋により、生月島は平戸大橋を経て九州本土と道路でつながった。
 橋長960mのうち、主橋梁部800mは3径間連続トラス橋で、支間割は200m+400m+200m。中央径間400mは、建設当時、この形式では世界最長であった。連続トラス系の最大支間長で比べると、三官堂大橋(中国・465m)、東京ゲートブリッジ(440m)に次ぐ世界第3位に当たる(2026年7月時点、トラス・ボックス複合形式を含む)。橋の色はスカイブルーで、生月島側の大橋公園から橋を一望できる。
 架設には、3,600t吊りの大型クレーン船による大ブロック一括架設を採用し、側径間の陸側部分ではケーブルクレーンによる張出し架設を行った。中間支点上では、長さ212.5m、重さ約2,200tのブロックを一括で架設している。

 多数の部材からなるトラスを工場で大ブロックに組み立て、海上での作業を減らしている。外洋に面し、風や波、速い潮流の影響を受ける海峡で、この規模の橋を架けた技術力に感心した。
【諸元】
・形式:3径間連続曲弦下路鋼トラス橋
・橋長:960m
・主橋梁部:800m(200m+400m+200m)
・最大支間長:400m
・幅員:6.5m
・桁下高:海面上31m
・開通:1991年(平成3年)7月31日
・管理者:長崎県
*** By Hiroaki Satou***
#ぶらりインフラ探訪記

投稿日時 2026-11-03 17:50:15

投稿:佐藤祐明