6. 耐震設計における震度 1. 0 とは:体で感じとる震度

6. 耐震設計における震度 1. 0 とは:体で感じとる震度
 物体に作用する地震力はkWにて表される(k=震度、W=重量)。この場合、震度kが地震力の大きさを表し、例えば、耐震設計では、強震時にk=1.0または2.0が用いられる。このような設計法を震度法と呼び、耐震設計法の出発点でもある。

「水平震度k=1.0」を実感するにはどうしたらよいか。イラストをご覧ください。
体重Wの人間が地球上に立てば、下方に1G(すなわち、下方にk=1.0)が作用する。これは、体重の大きさに関係しないことがポイントである。この状態で両足を固定したまま(ゆっくり)90度回転した状態を考える。このとき、“人間”にとっては横方向に作用するので、静止状態を保持するには相当の筋力を要するが、これが水平震度k=1.0である。

**出典『シビルエンジニアの図鑑』フォーラムエイト・パブリッシング
https://www.forum8.co.jp/product/book.htm?open_tab=1&open_toggle=civilEngineer&scroll_to=civilEngineer  
#シビルエンジニアと呼ぼう

投稿日時 2026-10-15 17:00:05

投稿:吉川弘道(東京都市大学 名誉教授、工学博士)