水力発電のメカニズム(ダム式発電所の例)【出典:東京電力公式サイト】

☆水力発電のメカニズム(ダム式発電所の例)【出典:東京電力公式サイト】
【写真および資料:東京電力公式サイト】
https://www.tepco.co.jp/rp/business/hydroelectric_power/mechanism/
1.取水口:
発電に使われる水は、取水口と呼ばれる水の取り入れ口から鉄の管を通って水車まで運ばれる。取水口は貯水池の池底よりやや高いところにあり、流木などが流れ込むのを防ぐために、丈夫なスクリーンがかけられている。
2.水車:
鉄管によって導かれた高速・高圧の水の流れは水車を勢いよく回転させる。今市発電所の事例では、水は横から入って下に流れ落ちる。この水の量は水車の回転数を一定に保つようにコントロールされ、安定した周波数の電気を起こすことができる。
3.発電機:
発電機は水車と同じ回転軸でつながっており、水車の回転の力が発電機に伝えられ発電が行われる。水力発電所の出力は水量と落差(放水路の水面からダムの水面までの高さ)によって決ます(理論出力(kW)=9.8(重力加速度)×水量(m3/秒)×落差(m))。写真は発電機の回転部分が静止部分に挿入されている。
4. 変圧器:
発電機のつくる電気の電圧は1万8,000V以下。このままでは電気を遠くまで送るのにロスが大きくなるため、変圧器で電圧を15万4,000~50万Vまで高めて送り出す。
【上記記述は、東京電力公式サイトより抄出】
https://www.tepco.co.jp/rp/business/hydroelectric_power/mechanism/
#エンジニアは絵が命
投稿日時 2025-03-11 17:00:07
投稿:吉川弘道(東京都市大学名誉教授)