大林組の建設用3Dプリンター技術で造られたベンチ【大林組】
☆大林組の建設用3Dプリンター技術で造られたベンチ
<作品名>「School of Whales」
<デザイン>大林組 設計本部
横浜の海の美を、新たな「Yokohama Ocean Scape」として再構築し、ゲートプラザに組み込みました。ベンチのデザインに際しては、海の歴史と現代のみなとみらい文化をつなぐランドスケープに焦点を当て、都市のダイナミズム、美しい流線型、そして訪れる人々を優しく包み込むような座り心地を実現するべく白鯨の動きを手掛かりにデザイン展開しました。 広場に佇む白いベンチは、優雅に泳ぐ鯨の動き(もぐる、まわる、上を向く、横を向く、直進する)をモチーフにし、ヒューマンスケールの曲線で構成されています。これにより、多様な人々がさまざまな形で座れる環境をつくり出しています。
このユニークな形状は大林組技術研究所で開発された建設用3Dプリンターの高度な技術により具現化され、さらに廃棄予定の貝殻を主原料とした塗料や足元の舗装部にはノンセメント仕様の低CO₂マテリアルを使用するなど、最新の環境配慮技術も組み込まれています。
【大林組公式HP】
https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20240416_1.html
【建設の様子:大林組公式HP】
横浜・みなとみらいに新たなランドマークをつくる
https://www.obayashi.co.jp/thinking/detail/project80.html
建設会社が考えるこれからの“まちづくり”「横浜シンフォステージ(YOKOHAMA SYMPHOSTAGE)」
https://youtu.be/tQ2HIA3j5zE?si=GDu_gJJ7vAuwLzuZ
投稿日時 2024-10-21 18:38:49
投稿:石関嘉一(大林組 技術研究所 )