J-POWER 只見発電所
阿賀野川水系-只見川
只見発電所(J-POWER)は、河川の中下流地域における水力開発のモデルケースとして、ダムの基礎処理および発電設備に新工法、新技術を採用して、低落差・大容量の発電所を開発した。特に、河床砂礫層上に直接構築されたダムの基礎処理としてベントナイト混入コンクリート地中壁工法およびWMC(湿式細粒化セメント)グラウチング工法を開発したことが特筆される。また、世界最大容量のバルブ水車・発電機の支持構造の設計手法を確立したうえで導入した。
只見発電所の建設は、これらの新技術の採用が評価され、平成元年度の土木学会技術賞を受賞している。
・形 式:ロックフィルダム
・高 さ:30m
・堤頂長:582.5m
・体 積:450千㎥
・運転開始:平成元年7月(1989年7月)
・所在地:福島県南会津郡只見町
【関連ホームページ】
http://www.jpower.co.jp/bs/suiryoku/ichiran.html
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0541
#電力土木
投稿日時 2017-12-22 12:34:00
投稿:仲田貞夫(J-POWER)