☆PC定着装置”くさび式定着工法”と”ネジ式定着工法”【資料:エスイー】
☆PC定着装置”くさび式定着工法”と”ネジ式定着工法”
☆写真1.くさび式定着工法
・概要:PC定着工法として多く使用されている工法で、くさびを用いてPC鋼より線を個別に定着するシステム。
・引張荷重:12本×φ12.7mm、 3,132kN(12本×15.2mm)、19本×15.2mm他
【SEEE/FUTシステム/12T15】http://se-kyoryokozo.jp/prod01-2.html
ウェッジを用いてPCケーブルを構成するPC鋼より線を個別に定着するくさび式定着システム。定着体は荷重分散トランペット型であり、ケーブル緊張力を効率的に構造物に伝達します。そのため、定着具が小さく軽量であり、コンパクトな配置が可能です。
☆写真2.ネジ式定着工法
・概要:PC鋼より線を寄り合わせたケーブルの端部に、マンション(スリーブ)を常温で圧着し、ねじ切り加工を施し、ナットにより定着するシステム。既設橋梁の外ケーブル補強に多く使用されている工法です。
・引張荷重:261 kN(1本×15.2mm)~4,761kN(19本×15.2mm)
【F-TS(外ケーブルによる橋梁補強工法)】 http://se-kyoryokozo.jp/prod06-1.html
交通量の増加や通行車両の大型化、主桁の劣化等、耐荷力の不足を補う目的で、これまで多くの構造物の長寿命化に役立っています。また、老朽化に伴う維持更新および環境改善を目的とした単純桁やゲルバーヒンジ部の連続化等の主桁連結工法としても採用されています。
【資料提供】(株)エスイー http://se-kyoryokozo.jp/product.html
#PC橋講座
投稿日時 2022-01-31 18:14:00
投稿:yoshikawa hiromichi