J-POWER 石川石炭火力発電所
(沖縄県うるま市)
石川石炭火力発電所は、沖縄県金武湾に建設された出力31.2万kWの火力発電所である。
本発電所は、サンゴ礁の浅海域で住宅地に隣接するといった立地条件にあったが、
① 世界で初の鉛直方向にプレストレスを導入したRC造り超高煙突の建設
② 従来実現が困難視されてきた大容量石炭サイロの実用化
③ 温排水放流管への大口径FRP管の採用
④ 現地条件に適合した発電所レイアウトの選定
など環境面も踏まえた新技術・新工法を随所に採用して建設された。
石川石炭火力発電所の建設は、昭和61年度の土木学会技術賞を受賞した。
1号機運転開始:昭和61年11月
2号機運転開始:昭和62年3月
【関連ホームページ】
http://www.jpower.co.jp/bs/karyoku/ichiran.html
投稿日時 2020-05-18 10:53:00
投稿:仲田貞夫(J-POWER)