シリーズ 橋梁スペックを読み解く:丸岩大橋 (八ッ場ダム湖面3号橋)
シリーズ 橋梁スペックを読み解く:
☆☆丸岩大橋 (群馬県八ッ場ダム湖面3号橋)
形式:PC5径間連続Y脚ラーメン箱桁橋(橋長442m)
・PC箱桁:Prestressed Concrete製の箱桁
・5径間連続:全長が5つの径間に分けられ(中間支点4+両側橋台の6カ所にて支持されている)、かつ連続している(支点上で桁が分離していない、ゲルバーヒンジを持たない)。
・Y脚:中間支持点がY型の橋脚にて支えられている(これは前例が少ない)。
・ラーメン箱桁橋:5つの径間が剛結し(連続している)、断面が箱型となっている橋。(ラーメンRahmen:梁や柱を剛結した構造)
【参考:三井住友建設】
https://www.smcon.co.jp/service/assets/uploads/pc-sekei/PCN115.pdf
【画像出典:木村健太郎氏】
https://www.doboku-watching.com/index.php?Kiji_Detail&kijiId=170
☆☆追伸:
新しいシリーズ 『橋梁のスペックを読み解く』が始まりました!
橋梁の構造形式には多種多様の形式(またはその組合せ)があり、その構造スペックを読み解くことにより、その橋梁をより理解することができる。そして、愛着も湧いてくる。この新シリーズでは、各種の橋梁を画像ととも紹介し、橋梁形式(スペック)を分かり易く解説するものである。
投稿日時 2021-08-16 21:58:00
投稿:yoshikawa hiromichi