大規模自転車道 川崎橋
(大阪市)

 川崎橋:歴史と文化【大阪市建設局HPより転載】
 江戸時代、大阪城京橋口から、幕府の役人宅や諸藩の蔵屋敷があった対岸の川崎へは「川崎渡」が通っていた。明治10年になってこの地に橋が架けられたが、通行料一人三厘を徴収したことによって、「ぜにとり橋」と呼ばれたらしい。この橋も明治18年の大洪水によって下流の橋ともども流失し、以降再建されることはなかった。
 現在の川崎橋は、中之島公園と千里の万博記念公園を結ぶ大規模自転車道の一環として、昭和53年に架設された。構造形式として斜張橋が採用され、景観を重要視した橋として土木学会田中賞(昭和53年度)を受賞している。
・用途:歩道橋/自転車道, ・橋梁形式:2径間連続斜張橋(1本吊り斜張橋)
・橋長129.15m,・全長146.15m,・中間支間87.50m+40.65m,・高さ40m
【大阪市建設局HP】http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000016727.html
【ズームイン土木】http://www.srm-bcp.com/zoomin/zoomin03.html

投稿日時 2014-01-31 21:51:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)