有限要素法の美学:Art and Beauty of FEM (part2)
-サイバー空間に映し出された土木のアート-
有限要素法の美学:Art and Beauty of FEM (part2) -サイバー空間に映し出された土木のアート-
1950~60年代に欧米で登場した有限要素法は、時にえも言われぬ荘厳な構造美を醸し出す。ここでは、美学(structural aesthetics)の観点から、4つの事例を解説・紹介したい。
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[Photo3] 近接掘削工事のための道路橋橋脚2次元静的解析
供用中の道路橋橋脚(高さ12m)の近隣での掘削工事(幅10m 深さ10m)が予定され、その影響を事前解析している。上図は掘削前の状態で、下図は掘削工事後の地盤の応力状態を示している(地盤を除去しただけでも。近隣に悪影響を与えることがある)。
[Photo4] 上路式RCアーチ橋の3次元大規模解析
長大RCアーチ橋(橋長118m)の解析要素図。種々の設計荷重に対して、設計基準に合致するかどうか、計算機上にて検証される。本例は、102,718個に及ぶ立体6面体要素にてモデル化された壮大な構造設計でもある。
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#FEMの美学
投稿日時 2021-09-14 22:28:00
投稿:フォーラムエイト