JR東日本 多摩川橋梁
(東京都・中央線 立川~日野間)
★☆★JR東日本 多摩川橋梁(東京都・中央線 立川~日野間)
我が国の鉄道黎明期に建設され,100年以上供用されている多摩川橋梁を紹介します。これは、甲武鉄道会社線(現在のJR東日本/中央本線)立川駅~八王子駅間開通のために明治22年7月に架橋、昭和12年に複線化された、全長444mの上路式プレートガーダー式鉄橋です。
特に、2枚目の写真は,新旧線路が比較できます。写真の左側は、昭和の複線化で増設された下り線。また、右側が明治から残る歴史ある鉄橋で、橋桁は古い英国式のボナール桁と呼ばれるものもの。現在では大半がコンクリート製に変わっていますが、一部、当時の煉瓦式のものが残されています。
この多摩川橋梁は、鉄道ファンの撮影スポットとしても有名で、天気のいい日には、”撮り鉄さん達”が行きかう列車にカメラを向けています。
【詳しくは,歴史的鋼橋調査台帳(土木学会)にて】
http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2003/bridge/G1-001.htm
投稿日時 2021-06-10 15:12:00
投稿:中西健也