神々の山里高千穂峡に架橋された高千穂三橋
(宮崎県 高千穂町)

 神々の山里 高千穂峡(たかちほきょう)は,九州宮崎県屈指の観光スポットとして多くの観光客で賑わう.五ヶ瀬川沿いの柱状節理とV字峡谷が有名であるが,3つのアーチ橋も見逃せない.
 峡谷沿いの遊歩道コースに入るとやがて神橋(しんばし)に遭遇するが,ふと見上げると上方にアーチ橋があり,さらに奥方上方のコンクリート製アーチ橋にも気が付く(写真1).これらは,戦後より長きに渡り建設/維持管理された橋梁であるが,一つの視野に入れることができることは,橋ファンにとってはこの上ない御馳走ではないか.
 高千穂三橋は,また時代のニーズ(交通需要)に合わせ,かつ橋梁工学の進展を象徴し,‘より高くより長く’を体現していると言える.

 さて、初代アーチ橋から、順次列挙すると….
・神橋(昭和22年竣工:橋長31.5m コンクリートアーチ橋)
・高千穂大橋(昭和30年竣工:橋長96m 鋼橋)
・神都高千穂大橋(平成15年竣工:橋長300m コンクリート橋)
**上記諸元は、下記サイトを参考にしています
【ナマコンパーク:全国コンクリート構造物見学ガイド】
http://www.zennama.or.jp/park/guide/44-miyazaki.html

【高千穂観光協会 高千穂三橋】
http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1338298346

投稿日時 2013-11-28 10:01:00

投稿:吉川弘道