荒川ロックゲート ~川の「エレベーター」~
江戸川区にある荒川ロックゲートは荒川と旧中川とを結ぶ閘門(こうもん・ロックゲート)と呼ばれる施設です。 ロックゲート(=閘門)とは、水面の高さが違う2つの川のあいだを船が通行出来るようにするための施設で、川 と川のあいだに水門をつくって、水位を調節し、水面の高さを同じにして船を通します。
荒川と旧中川は水面差が 最大3.1mにもなるため、船の往来が不可能でしたが、ロックゲートの完成によって、荒川と旧中川、小名木川、 そして隅田川が結ばれました(2005(平成17)年10月完成)。
災害時に鉄道や道路が使えなくなったとき、川を通して救援物質や復旧資材の運搬、被災者の救出など災害復旧 活動の支援が出来るようになるなど、地域の防災拠点として活躍します。
【出典】:国土交通省ホームページを加工して作成
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000684462.pdf
【写真】平成31年3月に投稿者が撮影 #ぶらりインフラ探訪記
投稿日時 2019-04-04 10:08:00
投稿:佐藤祐明