水運の歴史を奏でる資料館/伏見みなと広場
-三栖閘門資料館-

“三栖閘門(みすこうもん)資料館/伏見みなと広場”は、水運の歴史を学べる施設。平成14年に開館して以来、 49万人以上の方が来館。毎年、平均3.5万人以上の方々が訪れている。
大正7年に始まった淀川改修増補工事により、伏見港と宇治川との船の通航ができなくなったことから昭和4年3月31日、宇治川と濠川との合流点に三栖閘門が誕生した。

完成した年には、早くも2万隻以上もの船が閘門を通航し京都~大阪間の輸送に重要な役割を果たし、経済・文化の発展に大きく貢献しましたが、貨物船輸送の減少や天ヶ瀬ダムの完成を背景に70年で歴史に幕を下した。
歴史を見守り続けた三栖閘門。現在みなと広場となり水運の歴史や文化を語り継ぐ資料館、緑あふれる憩いの水辺空間として多くの人たちに利用されている。

☆問合せは:
 上流域流域センター(伏見出張所構内)、TEL 075-611-2246 
 http://www.misu-museum.jp/

投稿日時 2017-07-21 17:08:00

投稿:吉川研究室(東京都市大学)