明石海峡大橋ブリッジワールド体験記 ‐世界最大の吊り橋に登ろう‐

☆まずはQ&A:
Q: この画像[写真1]には、ヘルメットを被った見学者(投稿者)がいるが、どこでしょうか?
A: 世界最長を誇る吊り橋の主塔頂部。明石海峡大橋ブリッジワールドの体験ツアーのハイライト。

☆さて、ブリッジワールドの体験ツアーでは:
 先ずは明石側橋台の前に全員集合。全員揃ったら海面上50mの補剛桁の内部に入り、1000mほど歩くと、神戸側主塔に到着する。そして、内部エレベータを約2分かけて最上階に行きつき、オープンエアーの塔頂に出る。記念撮影の前に地上を見下ろし、絶景の大パノラマを堪能することになる[写真1]。誰もが人生初の海面上約300mを体験することができるが、既に“怖い“を通り越して何か高揚感に包まれる。改めて、先人が成し遂げた世界一の長大橋梁の建設技術にリスペクトの念を抱く。
さて、世界一の吊り橋の構造はどうなっているのだろうか。全体構造を理解するには、下記にて参照されたい。

☆最後のクエスチョン…
Q: 明石海峡大橋は世界一であるが、何が世界一か?
A: 中央支間(Center Span)が、1991mで世界一(2km弱の間、何も支えるものがないのだ!)。
因みに、全長(橋長)は3911mであるが、これは、側径間960m+中央支間1991m+側径間960m=3911m、のように覚えるとよいのでは。
さあ、明石海峡大橋の主塔に登り、世界一を体験しよう!

投稿日時 2021-12-12 16:08:00

投稿:吉川弘道