月面基地の建設 –月の資源を利用した基地構想-(清水建設)

“月面に居住基地を構築したい”。人類の夢は、米国アポロ計画の成功から現実味を帯び、世界各国にて検討されてきた。我が国では、清水建設のプロジェクトチームにより具体的な構想がなされ、その構想図を掲載した【画像提供:清水建設】。

(以下、工学図書「鉄筋コンクリートの解析と設計(丸善)」から抄録)
「月面にコンクリート構造物を建設できるか?」 答えはYesである。
これはプレキャスト・プレストレスト・コンクリート製の小規模ユニットを縦横鉛直に配置・緊結したもので、十分な安全性と居住環境が最優先であるが、目的に応じた空間の拡張性も考慮されている。
 材料については、驚くことに骨材(砂、砂利)とセメントが月面上で調達・製造が可能であり、代替案として火星からの調達も検討されているとのこと。地球からの膨大な運搬費用を考えると、この方が経済的であることが分かっている。
過酷な月面環境(温度条件、高真空、低重力etc.)が大きな障害となるが、経済性とも併せ、コンクリート構造の有用性が期待されている。
【清水建設HP:シミズ・ドリーム】
https://www.shimz.co.jp/theme/dream/moonbase.html

投稿日時 2015-05-27 17:26:52

投稿:吉川研究室(東京都市大学)