半アーチ型ドーム防波堤:稚内港北防波堤ドーム (北海道稚内市)

防波堤と乗換え通路を兼用する港湾施設として1936年に竣工した。古代ギリシャ風、重厚なゴシック建築、古代ローマの柱回廊等々、様々な形容にて紹介されているが、どれも当て嵌まる。約80年の月日を経た鉄筋コンクリート建造物は、一度改修されているが、現在なお供用され、当地の観光スポットともなっている。
☆土木学会選奨土木遺産(2003年):
『選奨理由:海陸の連絡を波飛沫から防護する類例のない設計であり、原形保存に徹した復元と補修で次代へと受け継がれるドーム型有覆防波堤』
【引用:土木学会 選奨土木遺産HP】http://committees.jsce.or.jp/heritage/node/253
☆北海道遺産(第1回選定):
『稚内-樺太大泊間の旧稚泊航路整備の一環として、冬季の北西越波防止のために建設された半アーチ式ドーム。海上からの高さ14m、柱間6mの円柱72本を並べた長さ427mの世界でも類を見ない独特の景観と構造を持ち、港湾土木史に残る傑作であるとともに、旧樺太航路時代の記憶を残す歴史的遺産。設計者 は、当時26歳の土木技師・土谷実。』
【引用:北海道遺産HP】http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/ckk/isan01.htm

投稿日時 2016-12-29 09:49:51

投稿:吉川研究室(東京都市大学)

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