大鳴門橋(渦の道)-淡路島と鳴門市を結ぶ橋長1629mの道路橋-

大鳴門橋:淡路島(兵庫県)と鳴門市(徳島県)を結ぶ橋長1629mの道路橋。

 大鳴門橋は、うず潮で有名な鳴門海峡を渡る3径間2ヒンジ補剛トラス吊橋である。現在は道路4車線が供用されているが、上部に道路2車線と、下部に新幹線規格の鉄道2線を追加できる2階建て構造となっている。
 大鳴門橋架橋の橋桁空間を利用して造られた海上遊歩道「渦の道」では、約450mに渡って鳴門海峡の景気を楽しむことができる。途中100mごとにガラス床が設けられており、45m下の海面をのぞき込むことができる。先端の展望室は、回遊式となっており、太平洋側の紀伊水道や瀬戸内海側の播磨灘などの雄大な景色を見ることができる。2枚目の写真は「渦の道」から桁下空間を望む。

構造諸元
・橋長:1629m
・中央支間長:876m
・主塔高:144.38m

#下から見上げる橋梁工学

投稿日時 2019-04-11 17:24:00

投稿:木村健太郎