旧揖斐川橋梁(岐阜県大垣市)-明治期に建設された大規模鉄道橋梁の規範を示している-

国指定重要文化財:旧揖斐川橋梁(岐阜県大垣市)

わが国の近代最初期に導入されたイギリス鉄道技術の特色を顕著に表すばかりでなく、明治期に全国で建設された大規模鉄道橋梁の一つの規範を示すものとして、鉄道技術史上、高い価値があることから、2008年(平成20年)12月2日、重要文化財の指定を受けました。

・上部工形式: 鉄製下路式ダブルワーレントラス桁橋、通称200 フィートトラス桁
・上部工材質: 錬鉄
・上部工寸法: 橋長325.1m (桁長63.65m=208ft.10in.×5 連)
         道路有効幅員3.4m (主構中心間隔4.93m=16ft.2in.)

・下部工形式: 2柱式煉瓦積井筒(橋台、橋脚とも井筒上部を連結)
・下部工寸法: 井筒基礎外径3.66m=12ft
         基礎根入れ河床下約21.3m=70ft
・架橋位置 : 岐阜県大垣市新開町~岐阜県安八郡安八町西結
・東海道線開通: 明治20年1月21日(1887)大垣駅~加納駅(現岐阜駅)間開業

大垣市のHPより引用しています
http://www.city.ogaki.lg.jp/0000011953.html

投稿日時 2015-07-24 23:28:00

投稿:依田正広