村山下ダムと取水塔 -日本で一番美しい取水塔-

東京都東村山市の北側に広がる村山貯水池は、増加する東京市民の水源確保のために大正期に造設された人造湖です。多摩湖大橋、西部多摩湖線、また、志村けんの東村山音頭にて「♪庭先は多摩湖」と謡われる等、主に「多摩湖」の通称で親しまれています。豊かな自然に囲まれていて、公園として開放されたダムの東側は、堤頂の遊歩道、湖を巡るサイクリングロードと併せて、桜の名所としても有名です。

■村山下ダム
多摩湖の通称で親しまれている村山貯水池の東側を仕切るアースダム。1927年に竣工した本施設は、関東大震災と太平洋戦争を乗り越えてきた歴史あるダムです。今世紀に入り、大地震の際に決壊の恐れがあるとして、2003年から5年かけて耐震工事が行われました。
・起工:大正5年 ・竣工:昭和2年 ・堤高:34.5m ・堤頂長:610m

■取水塔:
大正14年に建築されたこの村山貯水池第一取水塔は、銅板丸屋根、煉瓦造りのネオ・ルネッサンス様式で、日本で一番美しい取水塔とも言われています。土木学会の「日本の近代土木遺産~現存する重要な土木構造物2000選 」に選定されました。

投稿日時 2015-08-15 16:36:27

投稿:中西 健也

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