風力発電プラント 瀬戸ウィンドヒル
(三菱重工業株式会社)

 風力発電は,発電時にCO2を排出しないクリーンエネルギーとして,再生可能エネルギーの主要資源となっている.ここでは,愛媛県伊方町佐田岬半島に建設された風力発電プラント瀬戸ウィンドヒルを紹介する.これは,三菱重工業㈱と愛媛県瀬戸町が共同開発した風力発電プラントである.
設置場所:愛媛県伊方町(せと風の丘パーク),運転開始:2008年10月
仕様・基数:定格出力1,000kW×11基,製作:三菱重工業㈱
【画像・資料提供:三菱重工業株式会社】
https://www.mhi.co.jp/products/expand/wind_supply_record_chugoku_05.html

 風車は多くの形態が試みられてきたが,大型発電用の場合,水平軸の三枚翼が主流で,現在では風のエネルギーの約40%を電気として取り出すことができる.風車の構造は,下部より,基礎(土台),タワー,ナセル(発電部),ブレード(翼)から構成される.
【新エネルギー財団】http://www.nef.or.jp/windpower/index.html
【NEDOライブラリ】http://www.nedo.go.jp/library/pamphlets/other.html

投稿日時 2020-04-24 21:20:00

投稿:吉川弘道