東海道五拾三次之内 日本橋(歌川広重) -国立文化財機構所蔵品‐

☆東海道五拾三次之内 日本橋(とうかいどうごじゅうさんつぎのうち にほんばし)
歌川広重(うたがわひろしげ)(初代)画 天保4年(1833)~天保5年(1834)刊 東京誌料 061-C3-1
 江戸から京都へ向かう東海道の起点・日本橋を描いた有名な作品です。参勤交代の大名行列が朝早く江戸を出発する様子のほか、天秤棒を担いだ一団が、向こう岸にあった魚河岸から仕入れを終え、行商に出かける様子も描かれており、江戸で一番賑わっている早朝の日本橋の活気が伝わってきます。
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/portals/0/edo/tokyo_library/modal/index.html?d=5540
【東京都立図書館 江戸・東京デジタルミュージアム】
https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/portals/0/edo/tokyo_library/

画像出典:国立文化財機構所蔵品統合検索システム
https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/A-10594?locale=ja


☆日本経済新聞2022年8月3日夕刊記事 ”江戸時代を旅する 梶よう子氏”より引用)。
『朝ぼらけの空の下、国許(くにもと)へ帰る大名の行列がしずしずと橋を渡って来る。「おうおう、お大名のお通りだ。脇に寄れ」』(日経新聞夕刊)

#日本橋のクロニクル

投稿日時 2022-09-05 20:52:00

投稿:吉川弘道