☆☆ニューマチックケーソン工法 -vol2:自動化工法の開発-

☆☆ニューマチックケーソン工法(Pneumatic Caisson Method)(vol2:自動化工法の開発)
 日本においてニューマチックケーソン工法は、機械化技術の開発により、深い地下での掘削作業を安全に効率よく進めることができる工法に発展しました。作業室内のケーソンショベルは、地上から遠隔で操作することができます。さらに生産性の向上のため、現在ではICTやAIを活用した自動化ケーソン工法の開発が進められています。
【ニューマチック工法の原理と設備】
https://www.orsc.co.jp/tec/newm_v2/ncon02.html#02

 掲載写真は、自動化ケーソン工法の実証実験が実施された、京都府発注の呑龍(どんりゅう)ポンプ場のケーソン工事の様子です。
・写真-1:施工中のケーソン工事を上空より俯瞰しています(構築工10ロット中の5ロットを施工中)。同時に、作業室内で掘削作業を行っています。工事の進捗度はおおよそ50%。
写真-2:作業室内の工事(無人化施工)とICTによる施工管理。ここでは、ケーソン作業室内での掘削地盤の画像をデジタルカメラで撮影し、データを処理して図化たものです。この情報により、ケーソンショベルが自動で動作します。
【京都府HP:いろは呑龍(どんりゅう)トンネル(桂川右岸流域)】
https://www.pref.kyoto.jp/gesuido/16400045.html

投稿日時 2022-02-03 12:36:00

投稿:オリエンタル白石(株)