現存する台場 第三台場 -お台場海浜公園-

江戸時代末期、幕府によって整備された東京湾内の六つの台場のうち第三台場は、お台場海浜公園の一番外側に位置し、現在では東京都によって台場公園として整備されている。
 設計者は伊豆韮山の代官・江川太郎左衛門英龍で、ペリーが浦賀に来航した翌月の嘉永6年(1835年)八月に着工、1年3か月の間に6基が完成した。
 築造後180余年を経過した現在では,多くの台場は航路の障害にならないよう取り除かれたり、埋没したりしている。このため,大正15年(1926年)に国の史跡に指定された第三、第六台場だけが現存する。第三台場は,台場公園の一部としてその地を踏むことができ,黒船来航に騒ぐ幕末の世に思いを馳せることができる。
【海上公園ガイド】 http://www.tptc.co.jp/park/daiba/news/tabid/482/Default.aspx

#土木の原風景 #東京湾はかくもエキサイティング

投稿日時 2014-01-31 21:55:00

投稿:新倉大輔