☆★☆港湾の種類:商業港/マリーナ/工業港/漁港/避難港

☆★☆港湾の種類はその使用形態によって、1商業港, 2工業港, 3マリーナ, 4漁港, 5避難港に分類できる。
【参考文献:ドボジョママに聞く土木の世界「港のたんけん」(福手勤 監修)】
https://www.womencivilengineers.com/book-introduction/book8
1 商業港:主に食品や衣類、家電製品などの生活用商品を積みおろしする港。コンテナ船フェリーが利用するので、人間も乗り降りする。
2.工業港:鉄鉱石や石炭、石材、建築材料といった工業用原料を専用の運搬船で運び込み、加工してできた製品を運び出す港。石油や天然ガスなどを扱う港は「エネルギー港」といって、工業港とは区別している。
【事例紹介:鹿島港 地域の発展を先導する工業港】https://www.pa.ktr.mlit.go.jp/kashima/kashimaport.html
3.マリーナ:ヨットやクルーザーなど、レジャー用の小型船をつなぎとめて(係留という)おいたり、観光船の発着を行ったりする港。
4.漁港:漁船の専用として使う港。漁港は全国に3,000近くあり、大規模な漁港には、魚市場や水産加工場もある。
5.避難港:小型船が暴風雨や台風、しけなどの悪天候で危険な状態になった場合や、事故などを避ける時に、一時的に寄港できる港。現在では、北海道から沖縄まで全国に35の避難港が指定されている。

【画像1】那覇クルーズターミナル(出典:観光庁HP)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/cruise/jp/detail/074/index.html
那覇港は約500年前、中国との交易船の出発。現在は、県内県外、およびアジアの人流・物流の海の玄関口として発展を続けている。
#沖縄  #南の土木

【画像2】横浜港上空写真(PIXTA)
港湾区域面積:7,315.9ha

投稿日時 2021-09-17 17:38:00

投稿:吉川弘道