水害からの“守り神” 岡山 百間川河口の巨大水門

[山陽新聞2013年12月4日掲載記事を抄録] 
 海水の流入防止と大雨時の排水能力向上を狙った巨大な水門が、岡山市百間川河口に姿を現した。国土交通省岡山河川事務所が採用した国内最大級、中国地方で初導入という「ライジングセクターゲート」方式で工事が進められている。年内いっぱいは全容を間近で見られるという。
 左右2枚の円盤(直径約9m)に挟まれた半円状のゲート(高さ最大約6.9m、長さ約33m)が、円盤を回転させることで弧を描くように上下する。ゲートが垂直に上下する従来型の水門に比べ、高さを低く抑えられ、重心も安定するのが特徴。景観への影響が最小限に抑えられ、耐震性も増すという。
 児島湾に面した一帯は海抜が低く、ゲートは満潮時には下げて海水の流水を防ぎ、干潮時には上げて排水する。計3基あり、排水能力は毎秒1,250t。総事業費131億円で2014年中に完成予定。

【画像提供:山陽新聞社】
http://town.sanyo.oni.co.jp/news_s/d/2013120323215455

投稿日時 2016-10-05 00:06:23

投稿:吉川研究室(東京都市大学)