J-POWER 奥只見発電所
(阿賀野川水系-只見川 袖川)

 奥只見発電所は,1952年政府により設立された電源開発㈱による大規模発電事業として稼働し,現在は東北電力と東京電力に送電している.加えて,わが国初の大規模地下発電所を建設したことなど、当時の電力土木技術の進歩に大きく寄与した.
 重力式ダム本体の建設に際しては,施工に不可欠なケーブルクレーン、骨材プラント、バッチャープラントなどの仮設プラント類が、当時のわが国最高レベルの国産技術であることが特筆される.参入した国内メーカーは,このビックプロジェクトを通じて,飛躍的な成長を遂げ,その後の産業機械工業の発展に少なからず貢献をしている.
 さらに,ダム本体の工事に際しては,コンクリートにフライアッシュをペースト状にして投入する技術も確立し、この業績により昭和36年度の土木学会吉田賞を受賞している.
 ダム本体構造諸元:
型式:重力式コンクリートダム,高さ:157m,堤頂長:480m,体積:163.6万㎥
運転開始:昭和35年12月(1960年12月)
【関連ホームページ】https://www.jpower.co.jp/damcard/okutadami.html

#電力土木

投稿日時 2019-11-24 23:23:00

投稿:仲田貞夫(J-POWER)